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倉庫の機能
突然ですが・・・ 思考の整理学(外山重彦著) という本をご存じですか?
ちょっと前に書店にたくさん並んでいましたね。
その一節に
これからは、人間の脳は知識を詰め込む『倉庫』ではなく、モノを作り出す『工場』なにならなければならない・・・
というような行(くだり)がありました。
不要な情報は忘れよう、とも。
うーん、実際我々の仕事も同じですね。
実は20年以上前に書かれた本だということを買ってから知りましたが、時期を同じくして、
当時の物流業界ではいわゆる保管型貨物は減少傾向、多品種小ロットの取り扱いに対応し、
あらたな付加価値を作り出す『工場機能』(流通加工)業務が増加を続けてきました。
よくよく考えれば当然のことかも知れませんが、世の中の流行り廃りや実社会の仕事の流れ・傾向も
結局は 人間が作り出しているものですからね、
『考え方』や、『脳の使い方』も当然 並行して、いや、考え方の方が(実社会の動きに)一歩先んじて
変わっていくんです。
それにしても、この本は現在のIT万能時代を予見していたかのようです。一度、ご一読を!