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経営理念について

こんにちは。

倉庫屋の社長なのに、めったに倉庫の話題を書かない私です。いつもそれもいかがなものかと思っています。そこで今日は、先日の社員旅行中に体験した、当社の経営理念にまつわる話をお話してみましょう。





社員旅行の行きのバス、私が手にした缶ビールはどこかにぶつけたらしく、飲み口の部分がひしゃげていました。

プルトップを引いても完全に開口せず、中のビールが出にくい状態のまま飲んでいました。

言い換えると、ビールの“出”が悪い缶でビールを飲んだ私(=最終消費者)からすれば、このビールは“残念なビール”となってしまったのです。


さて、当社の経営理念には『モノに内在する価値を最大限発現させる』とあります。


この缶ビールは、私の手元に来る途中(=モノの流れ、物流)で、缶ビールとして生まれてきた価値が大きく損なわれてしまったと言えます。

缶ビールは、ほどよく冷えた状態、フタを開けるとプシュッ!!と軽快な音をたて、グビグビっと勢いよく喉を通り過ぎ、プハ~ッ、フ~・・となる、ことでその価値を発揮しますね。この缶ビールは私の期待を大きくハズしてしまったのです。

また、もっと広義に解釈すれば、この缶ビール関わった人たち~麦農家、ビール製造会社、運搬や保管に関わる物流業者、容器メーカーetc. 様々な業種の方々の想いが、私に届かなかったことになります。





原材料の製造から消費者が手にするまでの全てに『物流』という工程が組み込まれます。

上記の事象から、物流における貨物事故やミスが“いかに私たちの生活に於いてムダなのか、損失なのか”がわかります。

この例は、当社の理念をご理解いただくために分かりやすい例だと思い、記載してみました。

私たち新柏倉庫では、“価値の発現”という理念に基づき、必要なモノを、必要な時に、必要な場所(人)にご提供すること、心がけて一層の努力をして参りますので、よろしくお願い申し上げます。





最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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